レバレッジ 計算方法を覚える
レバレッジの計算は簡単に出来ます。なれると暗算で出来ますので覚えておきましょう。たまに、自分のポジションのレバレッジを計算する習慣を作っておくようにしましょう。そういう習慣を作っておく事で、レバレッジ管理が自然に出来るようになります。
レバレッジ計算 簡単な式
レバレッジの計算式は以下のようになっています。
計算式:ポジション総代金 ÷ 証拠金総額 = ●.●●倍
*証拠金総額は、FX会社に預けてあるお金の総額です。ポジションを作るのに必要な証拠金とは意味が違いますのでご注意下さい。・・・ 上記の式に具体的な数字を入れていきましょう。
- 例:豪ドル
- 豪ドル買値 = 80円
- ポジション = 10万豪ドル
- 証拠金総額 100万円
この例でのレバレッジを計算してみましょう。
- ポジション総代金 80円 × 10万豪ドル= 800万円
- 証拠金総額 = 100万円
- レバレッジ: 800 ÷ 100万円 = 8倍
この場合、レバレッジは8倍なります。
レバレッジ倍率の意味の説明でいけば「外貨預金の8倍危険な取引」をしているという事になります。8倍儲かる可能性もありますが、8倍損する可能性もあるわけです。仮に、80円から10円円高になれば80万円の損が出る事になります。12.5円の円高で100万円が全て消えてしまうというのがこのレバレッジ8倍の状況です。ちなみに、レバレッジ8倍は、1日数円動くような変動相場だと1日や2日で全資産が無くなってしまう事もあります。このレベルで取引する方は、「損きり」の技術が絶対に必要です。
損切り出来ない方は、高いレバレッジでの取引はやってはいけません。大きい確率で運用資産の大半を失う事になるからです。損切りも出来ない状況で高いレバレッジでやれば、簡単に資産が消えてしまうのが、FX取引の怖い所です。
ハイリスクという事は、ハイリターンでもあります。12.5円円安になれば、資産は2倍の200万円になるからです。
今回のまとめ
「レバレッジ 計算方法」
自分のポジションのレバレッジは常に把握しておきましょう。簡単な計算式なので慣れれば暗算で出来るようになります。