ここがFX投資成功の出発点
FXとは・・勝者1%の基礎で指摘してきた投資家の様々な感情は、頭に入りましたでしょうか?
ここでの感情は今後の皆さんの投資活動に役に立つであろうものばかりだと思います。これらを理解して意識していく事で大失敗をするケースはかなり減るはずです。
ずっと刻んでおければ多分大失敗は無くなります。でも、人間ってそんなに優秀じゃあないんですよね。時間が経つと忘れてしまったり、気持ちが薄くなってしまいます。だから、ある程度の失敗を繰る返すのはしょうがないんです。
完璧な投資家になんて、どんな偉大な相場師のなれなかったのです。私達がなれるはずもないのです。それでも、資産を増やしていくくらいは可能ですのでご安心下さい。
FX投資成功も人生と同じようなもの
FX投資も人生と同じです。生きていくうえでは、いろいろな失敗や苦い経験があります。それがあるからこそ成功した喜びも大きいですよね。
FX投資も似たようなものです。続けていけば、何度かやってはいけない失敗をしてしまいます。そんな失敗があるからこそ成功の喜びもまた大きいのです。
でも、これからの失敗は今までとは違いますよね。
何が違うか理解していますか?
今までは、「何が失敗かわからない失敗」ではなかったでしょうか?
あるいは、「失敗の原因の分析のポイント」がずれてたのではないでしょうか?
失敗や大損してもその本当の原因を理解していない人は、同じ失敗を何度も繰り返します。原因がわからないのですから当然失敗し続けるのです。
でも、失敗の原因をわかっている人は大丈夫です。
失敗を繰り返さない対策を作り実行していきますので、次はそんな失敗はしなくなります。人間は誰もが学習効果があります。原因さえ間違いなくわかっていれば、その失敗を繰り返していくほど愚かではありません。
それを何度か続けていけば、自然に資産も増えだします。失敗の原因を正確に知ることが出来るようになると、その後の行動が変わってきます。人は、「明らかに間違っている」とわかっている事を何度も平気で繰り返せるほど愚かではありません。
少しづつでも変わっていけば、皆さんのFX運用の収支も良くなっていきます。それは、私自身が過去20年の間に経験してきた事でもあるのです。
「失敗の原因を正確につかめるようになる。」
これが出来るようになるだけで、人間は前進出来るようになります。失敗の原因をわからずに、失敗を繰り返している内は投資家は一生成長出来ず、同じところを歩いていくしかないのです。
失敗の原因を知った投資家は、過去の失敗を繰り返さない様に的確な対策が打てます。それを続ければ、少しづつ成長していくでしょう。
少しづつ成長していくと、ある日「お金が沢山増えている」のに気づきます。
「知らない内に、投資運用がうまくなり成功しているのです」
多分、投資運用の成功者の多くがそういう経験をしているのだと思います。
私の投資失敗の経験
私も、20代後半の頃に全財産を失うくらいの大失敗をしました。
損の金額は約500万円でした。このページに当時の事等を書いています。私の破産体験談
既に目を通した方も多いと多いと思いますが、まだの方はご一読下さい。立ち直るのには数年を要しました。運用資産が全く無くなったからです。損をした時点では運用するお金さえありませんでした。
去年、その数倍の大損をしました。スター為替での昨年の損の金額は1400万円です。(これは、無料レポートマネバカ通信にも書いてあります)
でも、20代の頃のように破産するほどの被害はありません。それ以降の運用によって資産がそれだけ増加しているので、損の金額が大きくても、それ以上の金額を増やしてきたので大丈夫なのです。
勿論、かなり痛い金額ですけどね。
ちなみに、今の私が住んでいる家は中古で1280万円で買いました。中古の家が買える金額を損した訳ですね。
この経験も、教訓としてこれから私の心の中で生き続けます。それを活かしていくからこそ、これから私達は更にお金を増やし続けられます。
でも、人間は愚かです。今の私の気持ちもあと5年もすれば、大分薄れます。10年もするとまた失敗するかもしれません。
「その時の損の金額は数億円かもしれません。」
でも、大丈夫なんです。その時には、運用資産がその数倍になっているからです。
- 運用力を日々磨いていく
- 管理を怠らないでいく
- 人間の本性ともいうべき部分を理解していく
- 大失敗を教訓として活かしていく
地道で簡単な事ばかりです。でも、これを守っていけば、資産は確実に増え続けます。最後になりますが、米国の相場師ジェラルド・ローブの言葉を皆さんに贈りましょう。
- 最高のトレーダーは心理学者である
- 最低のトレーダーは多くの場合会計士である
〜 ジェラルド・ローブ
相場で勝つためにチャートやファンダメンタルが重要だと誰もが思っています。でも、それだけを研究してもなかなか相場には勝てません。勝つためには、心理面の研究も重要です。
そして、最後の最後にこの連載での私からの最後のアドバイスを書かせて頂きます。
相場運用において大損それ自体は失敗ではない。本当の失敗とは大損の原因分析を間違えて対応を怠ることを言う.。
〜 キヨヒサの合成格言
合成格言の意味は、多分誰かが言った事を真似ている気がするからです。誰が言った言葉かは忘れてしまったのでこう表現しました。
これ以上書くとくどくなりますのでそろそろ終わりにしますね。今回の連載が、皆さんのFX投資に役立つことを願い、筆をおかせて頂きます。
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
- FXとは勝者1%の基礎
- プロスペクト理論と利大損小の関係
- FXの真実 勝者は1%
- 投資家心理は不公平
- FX破産のメカニズム
- FX 勝つ最初の準備
- FX 損切りが出来るようになる手順
- スワップ投資 損切り放置口座の扱い
- FX 勝つための2条件
- 損失回避本能のまとめ
- FX 予想は失敗の元凶
- アンカリング効果予想しても勝てない原因
- FX 売買自由への道
- 磨くべきは変動感覚
- 変動感覚は春夏秋冬の如し
- 相場は予想するものではない
- 投資家の心理テストから見える意外な成功のヒント
- 投資家は自分の心の中を知らない
- 投資家が同じ失敗を繰り返すのはなぜか
- FXの判断が歪む理由
- 相場師と投資家の違い
- 相場師も反省しない
- FX投資 FX情報を捨ねば勝てないのはなぜか
- FX投資 本当の自己責任
- FX投資 運用力
- 言葉 投資家
- 損ばかりのFX投資
- FX投資で勝つ
- 欧米投資家
- FX投資成功の出発点