FX投資 本当の自己責任
自己責任の意味は誰もが理解しています。でも、それを本当に実行できる投資家はわずかです。それは、「成功は自分の実力 失敗は他人のせい」と誰もが考えてしまうのが普通だからです。
この根本的な考え方を変えていかねば、いつまで経っても安定した利益を出せるようにはなりません。これを正すのが第二のアドバイスとなります。
自己責任を徹底する言葉
人は基本的に自分には甘いという理由とその仕組みを前日までお話しました。この本能のままでFX投資を続けていても、失敗を繰り返すだけです。
「成功は実力 失敗は運又は他人のせい」
この頭の中の構造を変える工夫が必要です。これも、そんな難しい事ではありません。逆の言葉を普段から自分に言い聞かせていけよいからです。
即ち・・・
「成功は運 失敗は実力」・・・これが、第2のアドバイスです。
「成功は運 失敗は実力」と言い聞かせる効果
人間は、本来の姿が自信過剰気味であることをこの連載でお話してきました。投資で勝っていくためには出来るだけ冷静に公平な判断が出来る精神状態が望ましいのは言うまでもありません。
そのためには、「成功は実力 失敗は運」という状態を正す必要があります。心の中を出来るだけ謙虚にして失敗した時に反省し易い精神状態を作っていくようにします。
「成功は運 失敗は実力」
FXで成功した時は「運が良かった」と考えるようにし、失敗した時は「俺の実力不足」と考えるようにしていきます。
ちょっと卑屈な気がするかもしれませんね。
でも、それでいいんです。「この成功は俺の実力」とか「この失敗はアイツの情報が悪かったせいだ」などど、心の中では誰もが傲慢気味なのです。反対の気持ちを持つようにする事で、少しは公平になっていくきます。それによって、失敗を自分の実力と認めて反省できる謙虚さも出てきます。
人間は、意識して謙虚に振舞うくらいがバランス的に調度良いのです。
実は、これは私が10年以上やてきている事でもあります。私のブログでも何度かこの辺の事を書いた事があるのでご記憶のある方もいるかもしれません。
それでも、調子の良い時にはかなり傲慢になるんです。これも、皆さん感じているでしょうね。
これは、自分でもかなり恥ずかしいことです。でも、メルマガとブログでは、出来るだけ、有りのままの投資家の姿を皆さんにはお見せしていくつもりでいます。それが、皆さんが、私と同じ間違いを繰り返さないための悪い見本にもなると思っているからです。
今回のまとめ
「成功は運 失敗は実力」
謙虚さを失わずに日々の作業が続けられるようになると、運用もスムーズになっていきます。小さな値動きに動揺しない精神を作っていきましょう。
次回、FX投資と運用力です。
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
FXとは・・勝者1%の基礎 目次
- FXとは勝者1%の基礎
- プロスペクト理論と利大損小の関係
- FXの真実 勝者は1%
- 投資家心理は不公平
- FX破産のメカニズム
- FX 勝つ最初の準備
- FX 損切りが出来るようになる手順
- スワップ投資 損切り放置口座の扱い
- FX 勝つための2条件
- 損失回避本能のまとめ
- FX 予想は失敗の元凶
- アンカリング効果予想しても勝てない原因
- FX 売買自由への道
- 磨くべきは変動感覚
- 変動感覚は春夏秋冬の如し
- 相場は予想するものではない
- 投資家の心理テストから見える意外な成功のヒント
- 投資家は自分の心の中を知らない
- 投資家が同じ失敗を繰り返すのはなぜか
- FXの判断が歪む理由
- 相場師と投資家の違い
- 相場師も反省しない
- FX投資 FX情報を捨ねば勝てないのはなぜか
- FX投資 本当の自己責任
- FX投資 運用力
- 言葉 投資家
- 損ばかりのFX投資
- FX投資で勝つ
- 欧米投資家
- FX投資成功の出発点